2014/08/10

ゴルフ界のライバル石川・松山と、かつて甲子園を沸かせた野球界のライバル

全英に続き石川遼がメジャーの予選を通過することが出来なかった。
松山は順調とまではいかないが、予選通過。今日は彼らのライバル関係に似ている関係を野球界で見つけた。
もうすぐ始まる夏の甲子園を沸かせたあの2人。2006年に熱闘を繰り広げた誰もが知るあの投手だ…

 高校の時から日本のゴルフ界で活躍してきた石川遼。史上最年少シード権獲得,賞金王,全英・全米出場。プロゴルファー石川遼といえば誰もが知り、世のお父さん方は彼のスイングの真似をしていただろう。石川を出せば視聴率、ギャラリーが増えると主催者やマスコミも煽りに煽っていた。2010,そこに現れたのが松山英樹だ。同年にゴルフ屈指の名門大学の東北福祉大学に進みアジアアマチュアを制覇した。そしてマスターズの出場権を得て出場した2011年マスターズで見事日本人初のローアマチュア。その後は賞金王になり海外メジャー大会の全米オープンで10位や全英オープンにトップテン(6位タイ)入り、今年のメモリアル・トーナメントでは22歳にして日本人4人目の米ツアー制覇という偉業を成し遂げた。

 石川も負けてはいない、彼もアメリカツアーに挑戦し、最高成績2Tで終了した大会が2回もある。しかし、昨年は腰の不調やスイングのバラつき等でポイントを稼げずにシード権を消失してしまった。最後の最後、準シードという形でPGAツアーに這い戻ってきたがこれまでの順調さとは程遠い。でも拾うところは拾うという形か。

 彼らを見ていると高校時代に甲子園を沸かせたある二人のプロ野球選手が頭に浮かぶ。斎藤佑樹と田中将大だ。これは私が野球あがりだからかもしれないが、石川・松山と斎藤・田中の関係は似ていると私は感じる。斎藤佑樹はもちろん皆知ってるハンカチ王子だ。高校時代に甲子園制覇と順調に出世の道に進んでいたところに大きな壁があったのがプロだった。大学時代のフォーム改造が原因等もあり、肩に負担がかかる投げ方をしてしまい一時は投手生命を脅かす怪我をした。それとは真逆に甲子園で優勝投手になれず悔し泣きをした田中がプロでは怪物ぶりを発揮し今メジャーリーグでも確実の戦力となっている。田中も昨月怪我をしてリハビリ中だが、彼ならコロッと何も無かったように戻ってくるだろう。松山がそうだったように・・・ 

 そう私がずっと思っていたのがこれなのだ。なぜか私は石川と斎藤、松山と田中を合わせて見てしまう。個人競技であるゴルフなのに。性格もよく考えながらやる石川、斎藤。かたや持ち前の身体能力で細かいところはカバーする松山、田中。一野球人は斎藤と田中をライバル視するのは失礼すぎるという人もいる。本人も言っていた。だが、彼らはライバルとはいかなくてもなにか得体のしれないものでつながっていると私は考える。たぶん死ぬまで比較されるだろう。石川、松山はどうだろう。2年間米ツアーでやっているのに勝てずにいたら、松山はツアーデビューの年に優勝してしまったのだ。

 世界ランクも雲の上だ。だが、斎藤・田中と違うところがある。それは石川と松山が互いにラウンドしてあーだこーだ言える仲だということだ。これが個人スポーツだからなのか分からない。一緒の時は練習ラウンドを一緒に回り意見交換、個人的な付き合いは良く分からないがアメリカという大きな舞台で彼らは切磋琢磨しているのだろう。私はアメリカで石川遼の北海道合宿があるのを知った。この本気度が実り米ツアー優勝、今度こそメジャー大会優勝をして欲しい。

 野球界の二人も怪我に苦しんでいるみたいだが、一歩ずつ道を歩んで行くだろう。松山は本日もあまり伸ばせず通算1アンダー、トップとは12打差と苦しいゴルフだが明日の最終日順位を一つでもあげてほしいと私は望んでいる。
私は彼らのような素晴らしい特性の持った選手が大好きだ。







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