2014/08/16

ウィンダム選手権2日目を終えて・・・ 石川、松山選手の調子

レギュラーツアー最終戦のウィンダム選手権2日目、石川遼が62という米ツアー自己ベストをだした。その陰で苦戦を強いられた松山英樹がいた。

 石川遼選手が2日目に62(パー70)8アンダーを出し優勝戦線に入り込んだ。今日石川は出だしの1Hをボギーとするものも、4H5Hで連続バーディーとし流れを取り戻すと9Hでもバーディーを取り良い感じのまま後半に向かう。石川曰く最初のホールボギーにしたときは今日も予選落ちかと思ったらしい。しかし、彼の考えとは真逆に後半から現地解説者も驚く圧巻のゴルフが始まった。

 後半だけで6個のバーディーを取る。後半に限ってはパーオン率(パー4の場合2打以内にグリーン上にオン,パー31,パー5は3打)100%だった。今日はショットだけでなくドライバー、パターも光った全てがかみ合ってこの結果が出たのだろう。

 石川は今季は予選に通ることとショートゲームを使った攻めをしてきた。だが、同い年の松山英樹の米ツアー優勝で攻める事の大切さを知り。日本に一時帰国し北海道合宿を行うほど練習に取り組んだ。その中で原点に戻って取り組んだのがドライバーの練習だ。ロリー・マキロイのメジャー連続優勝、彼の身長でもドライバーを飛ばすことが出来る。
 
 もっとドライバーで攻めよう。攻めのゴルフをしようと毎日、毎日ドライバーの練習をした。もともと、ショートゲームが得意な石川。アメリカでも最も有名なゴルフ雑誌のひとつのGDOにレッスンとして登場するくらいなのだ。これはツアー未勝の選手では異例な事だが、彼のショートゲームの数字を見れば当然の事なのだ。

 ではなぜ今まで思うような結果が出せなかったのか。それは守り守りのゴルフで刻むことを優先してきたせいでセカンドがどうしても残ってしまい得意な距離に残せなかったのだろう。さらにパッティングもそうだ。今大会こそパッティングの指数がプラスだがマイナスになる事の多い石川。パッティングも入り、ドライバーで攻める姿勢があったこそこの結果を出せたのだ。フェアウェイキープ率が低いのが気になるがその辺は今週ショットで上手く対応しているのではないか。

 石川は今日と同じプレーをすれば優勝も見えてくる。次も自分でいられるかが勝つ、負けるの分かれ目になるとホールアウト後言った。石川遼悲願の米ツアー制覇というニュースを見るのが私も楽しみだし、ファンも待ち望んでいるだろう。明日からどのようなゴルフを見せてくれるか期待している。
 
 一方で松山英樹は苦戦を強いられている。当初パワーランキングに名前を連ねるほど期待されていたがその期待とは裏腹に2日間苦しいゴルフが続いた。昨日もパットとショットがかみ合わずにスコアをのばせず。今日もイーブンで終えた。カットラインに1打及ばずに予選落ちを記したのだ。

 復調の兆しは見えてはいるのか。予選落ちを当然の結果と本人が言うほどあまり調子が良くないのだろう。来週からフェデックスカッププレーオフに参戦する。松山は第二戦目までは出場可能と言われているのでそれまでに調子を上げてプレーして欲しい。尚初戦は石川も出場する。

明日も石川遼の速報を書くが、松山英樹の文字が無いのが少し寂しい気もする。次戦は二人そろって予選通過を期待したい。その前に石川は明後日に優勝の二文字をあげられれば文句はないだろう。




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